米準ユニコーン企業のQurgenが高新区に投資

6月27日、蘇州高新区と米準ユニコーン企業のQurgenがプロジェクト提携協議を締結し、蘇州復恩特薬業有限公司を設立すると発表した。プロジェクト1期・2期計画の投資額は15億元（1元は約17円）以上に達し、Qurgenのグローバル製薬センターと中国区腫瘍R&Dセンターを設置するという。

同日、江蘇省委常務委員・蘇州市委書記の許昆林氏はQurgenの郭明CEOと会見した。許昆林氏はまず歓迎の意を表し、プロジェクト提携協議の締結を祝賀した。同氏によると、蘇州は最適なビジネス環境と最強の比較的優位性を有し、イノベーション創出と発展の勢いが盛んになっており、特にバイオ医薬分野において、蘇州は最高レベルの政策支持を提供し、数多くの優良企業や研究所、人材を集め、国内をリードする産業・イノベーション生態系を形成させた。一方、Qurgenは国内外の科学研究リソースを統合し、技術難関を突破し、様々なイノベーション成果をあげた。蘇州は引き続きプロジェクトにサービス上の保障を提供し、企業の発展を後押しし、より多くの質の高いプロジェクトを誘致し、共に新興産業発展のチャンスを掴める。

それに対し、郭明CEOは蘇州を感謝し、以下のように述べた。今回のプロジェクトを通して、蘇州の効率高い政府サービスと一流なビジネス環境を深く感じ、未来の発展を固く信じている。蘇州で会社を設立するのは、Qurgenが長江デルタ地域一体化発展に応じた重要な戦略的事業である。蘇州公司はプロジェクト建設を加速し、積極的に産業化を推進し、業界に先駆けるバイオ医薬企業を目指して進める。

写真・蘇州高新区管理委員会