世界的に有名な産業不動産コンサルティングサービス機関と協力して、華東地区における一流現代産業団地を建設。12月9日、総投資額が約4億ドルのESR国際生命科学産業団地及び新材料産業団地プロジェクトが蘇州高新区に契約して入居。ハイエンド産業の資源・要素を集め、生命科学や新材料などターゲット産業の有名企業が入居するよう動かし、華東地区において影響力と知名度を持つ新時代の産業団地を目指します。
蘇州高新区党工委員会副書記、虎丘区代理区長宋長宝、区指導者虞美華、周暁春、ESR易商グループ共同創立者兼CEOの沈晋初、中国エリアCOO周波、中国エリア副総裁王帥及びCBREグループ、JLL、Colliers、サヴィルズ、クッシュマン&ウェイクフィールド、ナイトフランク(順位は前後を問わない)など世界的に有名な機関の責任者がオンライン・リアルでイベントに出席。
宋長宝は挨拶の中で、「ESR易商グループは高新区で長年深耕し、豊富なグローバル産業資源、柔軟性のある革新的なビジネス誘致モデルを有しており、高新区のプロジェクト誘致や産業発展に重要な貢献をしてきました。高新区は易商グループ及び世界的な不動産コンサルティング会社との提携を非常に重視しており、今回の契約で国際生命科学及び新材料産業団地を建設することは、高新区の現代産業体系の向上を推進する役割をを果たすに違いません。高新区は今まで通りに、人々の心に寄り添った包括的かつ効率的な優良サービスを提供することで、産業団地を繁栄させより強くしていきます」と述べました。
オンライン挨拶で、ESR易商グループ共同創立者兼CEOの沈晋初は、「今回の締結式はESRグループ設立10周年にもあたり、蘇州高新区と再び協力できることを嬉しく思っております。10年間にわたる成長を経て、ESRグループはアジア最大の工業インフラ開発会社となりました。新プロジェクトの契約は、新しい道のり、新しい希望の始まりを示し、生命科学健康や新材料、知能製造などの重点産業分野に重点を置き、国際的にリードする工業プラットフォームキャリアを構築し、高新区と積極的に協力して産業高地を目指していきます」と述べました。
ESR易商グループ(01821.HK)は、ESRと略称され、2019年11月に香港のメインボードに上場し、本社を中国香港に置くアジア太平洋地域に焦点を当てた最大の工業インフラ開発と運営を行う企業です。2021年8月、ARAグループの買収を発表。買収が完了したESRの運用資産は1290億ドルに達し、世界3位の上場不動産資産運用会社に。
契約によると、ESRグループは高新区において生命科学及び新材料現代産業団地の建設プロジェクトに取り組むことになっています。その資本金は約2億ドルで、総投資額は約4億ドルです。
敷地面積約164ムーを占める国際生命科学産業団地で、195000平方メートルのハイレベル工場と関連施設を建設しで、イノベーション型医薬品や先端診療技術、プレシジョンメディシンなど高新区の重点産業分野にかかわる多国籍企業、業界トップ企業の入居を誘致する予定です。生産を開始するこの団地は、年間生産高が25億元を超える見込みです。
敷地面積約94ムーを占める国際新材料産業団地で、146000平方メートルのハイレベル工場と関連施設を建設し、ナノ材料や航空宇宙材料、高性能複合材料など高新区重点産業分野にかかわる多国籍企業、業界トップ企業を誘致する予定です。生産を開始するこの団地は年間生産高が15億元を超える見込みです。
実際、今回の産業団地新プロジェクトの契約締結は、ESRグループが高新区に根を下ろし、高新区に投資拡大する重要な決定にもなります。
ESRグループは2017年に滸墅関に現代産業団地を建設し、アジア最大を誇るサーモフィッシャーサイエンティフィック社の生命科学産業拠点や、パレクセル中国サプライチェーン運営センター、クノールブレムゼ商用車システム生産拠点、光羿科技本部及び研究開発製造拠点などの重点プロジェクトを導入し、稼働率は100%に達しています。生産を開始するこの団地は年間生産高が50億元を超える見込みです。
引き続き投資振興ブームを起こし、「蘇州産業イノベーションの中心地」づくりに尽力。次のステップでは、蘇州高新区は「2+6+X」という現代産業体系の構築に力を入れ、「創業者の楽園、革新者の天国」という二つのエコシステムを確立して、世界トップ500社、世界の業界トップ企業に焦点を当てながら、さらなるチェーンの構築、チェーン補強、チェーン強化、チェーン延長によって、地域の高品質な発展に絶えず原動力を与え続けます。