12月15日、第2回「未来の共創に向けた中日企業家対話 低炭素社会に向けた企業イノベーションの課題にともに挑む」のオンラインフォーラムが蘇州の高新区で開催され、中日からの名企業家、機構の責任者は「蘇州高新区と東京がビデオ中継で交流する」というリモート対話の方式で、グリーン・低炭素発展、デジタル化、持続可能な発展などの議題をめぐって、交流を深めて、協力・ウィンウィンをともに話し合い、グリーン発展をともに推し進める。
当フォーラムに出席した蘇州虎丘区党委員会書記毛偉氏は挨拶の中で、このイベントの開催は中日企業や研究機構、地方政府の低炭素社会に向けたイノベーション・協力を促進するために交流のプラットフォームを設け、高新区のグリーン産業の発展を促進し、「日系資本の高地」というブランドをより優れるものに、より強いものにするだろうと指摘し、各企業家や機構の代表が高新区を注目・考察し、そして投資・推奨してもらうようと願いを語った。その一方、高新区も今までと同様に、より優良で正確なサービスを提供し、グリーン産業の科学技術イノベーションと政策イノベーションを強め、要素の集積、産業のクラスターの形成をさらに加速させ、グリーン・低炭素の最先端に走ると述べた。
フォーラムにおいては、出席した企業家や機構の責任者は金融保険、ベンチャー投資、デジタル経済、航空宇宙、新エネルギー、新材料、ハイエンド製造などの産業分野に立脚し、グリーン・低炭素、イノベーション・発展などの議題に焦点を置き、踏み込んで活発的かつ建設的な交流・討論を行った。
出席者たちは以下のことについて合意に達した。低炭素発展は世界の持続可能な発展の差し迫った需要であり、巨大な挑戦とチャンスをもたらした。低炭素発展を実現するには、イノベーションが核心で、企業が主力軍でなければならない。挑戦とチャンスに直面し、中日企業は広範な対話を強化し、共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う原則に基づき、各分野で多層的な協力を展開し、技術イノベーション、ルートイノベーション、モデルイノベーションを通してエネルギー構造、産業構造、都市建設などの分野のモデル転換・レベルアップを促進し、ひいては経済社会のグリーン転換、グリーン発展を共同で推し進めていくという。
日系資本高地が新しい高峰へ
高新区では外資企業が2000社ほど集結しており、そのうち、日系企業が652社あり、蘇州市日系企業の三分の一を占め、累計した総投資額が200億ドルに達し、全国唯一の中日グリーン産業のイノベーション協力モデル区に承認され、長江デルタの「第一日系資本高地」となっている。高新区は各サービスの配置を整備し続け、中日グリーン産業基金など一連の措置を打ち出し、日本企業の中国向けの投資の「第二故郷」を全力で構築している。
グリーン・低炭素が新局面を
清華蘇州環境イノベーション研究所などのレベルが高い研究機構を引き寄せ、グリーン・低炭素産業の会社を特別に成立し、グリーンイノベーション企業の育成を積極的に展開しており、太陽光発電、新エネルギー自動車、グリーン家電などを主な柱とするグリーン産業システムが形成し、グリーン産業分野の中日企業が300社以上集まり、グリーン産業の付加価値が規模以上工業の付加価値の30%以上を占め、全国の第一陣のグリーンパーク、グリーン産業モデル基地、グリーン・低炭素モデルパークに選ばれた。
当該フォーラムの開催は蘇州高新区が開放発展の戦略を堅持し、グリーン・低炭素産業を含む「2+6+X」という現代産業システムを積極的に発展させていくことを生き生きと示した。