このほど幕を下ろした第九回「東昇カップ」国際創業コンテストの世界総決戦では、蘇州高新区の企業――微亜医療科学技術(蘇州)有限公司の「『冠通』低侵襲血管介入手術ロボットの研究開発及びその産業化」というプロジェクトが選び出され、唯一の特等賞を受賞された。
「東昇カップ」国際創業コンテストは、北京市人力資源と社会保障局、北京市科学技術委員会、中関村科学技術パーク管理委員会などの部門が指導・共催するもの。世界の優秀なイノベーション資源を集め、全世界のイノベーションノードを連結することで、個別に難関を突破することから多要素協同へ転換する世界イノベーションの新生態の構築を目指すという。
今回の「東昇カップ」国際創業コンテストは世界範囲において生命科学、デジタルエコノミー、新エネルギーと新材料という三つの分野に及ぶ創新・創業プロジェクトを募集した。累計して2160件以上応募があった。そのうち、国内プロジェクトは約1600件で、国際プロジェクトは約500件。
数回の審査を経て、96件が世界準決勝に入って、そして、8件が最終戦に残った。結局、蘇州高新区の微亜医療科学技術(蘇州)有限公司はその唯一の特等賞を獲得した。また、高新区の企業英飛智薬が二等賞を受賞した。