春節連休、熱気が溢れる蘇州高新区の観光・旅行業界

今年の春節連休、蘇州高新区の観光市場では注目点が次々と現れ、観光客の流れが安定で、秩序もよかった。区内の主要観光区とレジャー区域の観光客数が延べ51.85万人、2019年新型コロナ発生前同期比60%以上増加した。その中、A級観光区の観光客数が延べ13.23万人。新年を迎え、新しい局面をも開き、高新区の春節観光にはいくつの「新」が見られ、新たな活力が湧いてくる。

観光市場：新しいトレンド

新型コロナ対策が常態化になっている中、皆が「今いるところで新年を迎え」という呼びかけに積極的に応じているため、観光客源の構造には大きな変化が見られる。春節期間、蘇州市民と江蘇省内の隣接都市からの観光客が主となって、観光客源の構造的な変化は都市レジャー、農村休暇、ネット上の人気町観光、博物館回りなどの観光消費の人気項目の誕生に繋がった。

写真：蘇州リゾート森林世界、獅子舞演出

文化・観光消費の需要がホテル・旅館業界の回復を促進

春節期間、短距離のドライブ旅行が主となって、自然風景を満喫し、農村田園を楽しみ、農家料理を食べる農村旅行は非常に人気があり、樹山村を代表とする農村旅行の盛り上がりは民宿の発展を促進した。

推測と計算によると、全区の登録した21軒の民宿は大型連休期間の平均賃貸率は45%で、一部のプレミアム民宿の利用率は60%以上にも達したという。樹山村内に位置する都喜天麗療養休暇ホテルの平均賃貸率は76%に達し、太湖の辺にある裸心泊の人気がずっと高くて、七日間の平均賃貸率が86%にも達していることから、レジャー旅行の人気度がわかる。

春節期間、区内のほかの高品質のホテルの利用率も安定で、前年同期とほぼ同じ。ホテルの飲食収入が占める比率が持続的に上がって、春節市場はホテル飲食消費へ「小さな繁盛」をもたらした。

しっかりで有効的な感染予防・抑制対策

春節前、高新区は全区の観光区のサービス品質向上会議並びに高新区観光安全専門委員会全体会議が開催され、春節期間の新型コロナ対策、サービスの品質、観光安全についての仕事を重点的に手配した。

春節前、観光区、星付ホテル、文化・体育関係場所を対象に安全生産状況と新型コロナ対策の実施状況を検査し、緊急時対応措置を修正・完備し、時間帯分けの予約システムと観光客数超過の警戒措置を講じ、健康コードのチェックや実名登録、体温測定などの新型コロナ対策を確実に実施するようと各部門に要求した。

連休の間、「市民は新年を祝い、私は皆の安全と健康を見守る」という要求に従い、観光区を監督して、「人数制限、予約制、ピーク時間をずらす」措置を確実に実施し、文化・体育関係場所の「防疫６ステップ」の規則を実行し、市民と観光客のために、喜ばしく、めでたく、平和かつ安全的、しかも秩序がよい旅行・観光環境を整えてきた。