このほど、蘇州高新区は2022年の重点プロジェクトの目標任務を発表した。152件の重点プロジェクトの総投資額は2552億元に達し、本年度の投資額は485.5億元で、どちらも前年同期比16%以上の増となっており、104の重点産業プロジェクト、3の重点科学技術イノベーションキャリア、2の重点生態保護プロジェクト、9の重点民生工程、10の重点インフラプロジェクトに及んでいる。そのうち、新しく着工するのは78件で、総投資額、本年度の投資額は同30%以上増、投資分野が広く、質が高く、モデルとしての影響力や牽引力が強いという特徴を見せている。
省レベルの重点プロジェクト
各種類の省レベルの重点プロジェクトの総数は13件、蘇州市2位となっている。そのうち、省重大プロジェクトは4件、総投資額が92億元、本年度投資額が11.1億元、プロジェクト数が蘇州市2位で前年の2倍となった。
重大科学技術イノベーションキャリア
総投資額が1億元に達する蘇州大学衛生と環境技術研究所は、医療器械臨床前生体相性評価センター、有効性と安全性評価センター、応用シミュレーションと普及・教育センターと研究・開発技術転移プラットフォームを建設する。
蘇州市集積回路創新センターの第一期の総投資額は2億元に達し、科学技術イノベーション綜合体を建設し、国内外のハイエンドの資源を集め、蘇州市集積回路産業のニューランドマークを作る。
重点産業プロジェクト
重点産業プロジェクトは製造業プロジェクトとサービス業プロジェクトに分けられている。
製造業プロジェクトは次世代の情報技術、ハイエンド装備製造、医療器械とバイオ医薬、技術改造にかかわるものを含み、サービス業プロジェクトはデジタル経済、本部経済、商業総合体にかかわるものを含む。
重大民生工程
重大民生工程は蘇州市高新区公共衛生センター、獅山横塘公交三廠ブロック小学、蘇州大学附属第二病院滸関院区第二期工程、滸関幼稚園、通安鎮老朽コミュニティ外壁改造改善工程、獅山文化広場、南京大学蘇州キャンパスなどを含む。
高新区はより優れる措置やよりよい効率でプロジェクトの推進を加速し、区指導者と重点プロジェクトとの連結メカニズムを全面的に実施し、停滞点や難点をしきりに関心を寄せ、要素をしっかり保障し、建設のスピードを加速し、竣工と量産移行を促進し、実務のある成果と新しい成長点を作り出す。また、新たに着工するプロジェクトについては、第一四半期の着工率が60%、上半期の着工率が90%、第1-3四半期の着工率が100%に達するように確保する。
これらの重点プロジェクトを推進することは高新区の産業構造の最適化、都市パワーレベルの向上、民生福祉の増進に重要な役割を果たし、高新区が「二つの区、二つの先端」(イノベーション駆動発展のモデル区、質の高い発展先行区を全力で作り上げ、全国創新型科学技術パークの先端、蘇州社会主義現代化建設強市の先端を走るという目標)という新しい道のりに向けて良いスタートを切るものとなるに決まっている。