「五一」(メーデー、5月1日)を前に、江蘇省総工会(労働組合連合会)は37名外国友人に「五一労働奨章」を授与した。蘇州高新区NGK(蘇州)環境保護セラミック有限公司の総経理長良直氏は受賞者の一人。その後、長良直氏は江蘇省で働いてきた経験をシェアし、彼の目で見た中国を語り、労働と価値に対する考えを話した。
「開放で包容な江蘇を愛する」
江蘇はその開放包容の特質で世界各地の友人を魅了している。外国友人はチャレンジに挑み、江蘇に溶け込み、江蘇省の経済建設と社会発展の促進に役立ちつつある。これに対して、長良直氏は感慨深くて「蘇州は優れるビジネス環境が整っており、政府部門の公信力が高く、企業の方から見れば安心する」と言った。2001年、日本のNGKグループが出資して設立したNGK(蘇州)環境保護セラミック有限公司は蘇州高新区楓橋街道に入居し、自動車排ガス浄化用セラミックスPM除去フィルターを主に生産しており、毎年1500万台以上の自動車に同製品を提供している。
「中国人パートナーとともに成長していく」
NGKは速やかに成長・発展してきて、ここ3年の売り上げはたびたび歴史を刷新し、昨年全年の納税総額は10億元を超えた。中国人スタッフの努力と奮闘は長良直氏に深い印象を残したが、彼はスタッフたちはすべての精力を仕事に傾けないようと望んでおり、家庭生活を営むことにも時間が必要で、幸福な家庭生活を持つ人はより効率的に仕事ができると彼は信じている。
「他国での仕事経験は人生の養分になっている」
異郷での生活と仕事にはチャレンジが溢れているが、貴重な経験でもある。長良直氏は自分の人生と江蘇の発展を結びつけ、文化ギャップの打ち破り、交流の増進、思想のぶつかり合いがもたらした養分と賜り物を味わい続けている。蘇州で9年間働いてきた長良直氏は蘇州の麺が殊に好きで、特に裕興記西北街老舗の「三蝦麺」、数年前食べたその「頭湯麺」は味わいが尽きないほど美味しかったそうである。これからの仕事計画と聞かれると、長良直氏は、若者の育成に力をいれ、頑張っているスタッフは誰でも昇進でき、仕事の中で自己価値が実現できるように取り組んでいきたいと示した。