9月7日、二十四節気の第15番目の節気、白露を迎えた。この日から、蒸し暑い日々が終わり、天気がだんだん涼しくなり、朝晩もいくらか肌寒い気配がする。
白露の日に、蘇州人は白露米酒を作ったり、白露茶を飲んだり、サツマイモを食べたりする。この頃、水八仙(八種類の水生植物の食用部分、水八鮮とも呼ぶ)の鶏頭米(オニバスの実)と水紅菱(菱の実)が市場に出回る。それに、快い白露の時節、郊外へ遊びに行くのもいい選択。
中秋祝い:高新区文体センター
今週末は中秋節にあたり、蘇州高新区青少年活動センターは「書香秋月、情満月円」をテーマに中秋シリーズ活動を開催し、天文望遠鏡での月観測、漢服体験活動などの中秋の雰囲気が溢れる活動を含み、さらに、「奇妙夜巡遊」もある。子どもたちは漢服を着て、飾り提灯を一緒に作ったり、投壺(壺に矢を投げ入れる)を遊んだりして、伝統的でおもしろいゲームを楽しめる。彼らに身をもって伝統文化の魅力を感じ、礼儀を知り、礼儀を理解し、礼儀を守るという文化的な雰囲気を感じてもらう。
合方書坊は蘇州庭園景観「遠香」実景研修授業を開き、景観実景の組立を通して、古典庭園設計のアイディアを解析し、山と石、植物、建築の調和の美を感じる。
心の憩い:裸心泊レジャーランド
江南水郷のイメージをインスピレーションとし、蘇州「緑肺(都市の中の集中的な緑地)」西部生態観光レジャーゾーンに位置する裸心泊レジャーランドは都市の騒ぎから遠く離れているいい観光地である。ここで遠くを眺めれば、美しい水郷の風景が目に入り、レストランへ足を運べれば、美味しい料理を満喫できる。蘇州の工芸文化からアイディアを取り入れた裸心泊に工芸坊と蘇州工芸村も設立された。そして、蘇州工芸村に絵画、彫刻、刺繍、陶芸という4つの工芸坊があり、蘇州風の工芸の精髄を存分に楽しめる。
また、ここで湖の辺で徒歩したり、サイクリングしたり、芝生で遊んだり、卓球をやったり、水泳したり、ヨーガをしたりすることができるのである。健康生活の理念を貫いている裸心泊は多様な選択肢を提供している。
ヘルスライフ:太湖サイクリングコース
全長約45.8キロメートルの太湖サイクリングコースは山水の間に流動の風景を構築し、2020年江蘇省最も美しいランニングコースと評価された。「山水文化の廊下」と呼ばれているこのコースでサイクリングして沿道の太湖の風景を堪能できる。
各年齢層の観光客の需要を考慮して、1のメインサイクルコースと4の単独コースを設けた。4の単独コースはそれぞれの特色をもつ。沿太湖堤防コースなら、金墅老街(古い町)、果てしない畑、貢山埠頭を楽しめる。農村の風情を好めば、蘇州刺繍タウン、太湖湿地公園というコースを勧める。その中、サイクリングして約1時間かかる、一番短いコースは西京湾花畑、三陽夕照などの観光スポットを繋いだ。
旬の味:秋の日の人気美食
みずみずしくてもちもちした鶏頭米は甘くて美味しく、この時節によく蘇州人の食卓に現れる人気ものである。さっぱりで柔らかい鶏頭米は江南水郷で固有の植物の清らかな香りがしている。
「秋風起、菱角香」(秋風が吹く頃になると、菱の実の香りがする)という言い回しがあり、秋になると、菱の実狩りの時期も迎える。緑が広がる白蕩河の上に、船を漕いで菱が生長している水面を行き来して、菱の実を採ったり、呉歌を歌ったりして、収穫の喜びが込められる歌声が白蕩の上空に流れる。「白蕩菱歌」は清朝の有名な滸墅関八詠(8首の詩)の一首。