1月6日、世界トップ100企業(フォーチュン・グローバル100企業)である三井物産とその産業用不動産プラットフォームである瓏井投資(Mit-log)が投資する中日スマート製造華東産業化拠点プロジェクトの調印式が行われた。総額が4億5000万ドルに達する当該プロジェクトは蘇州高新区に入居した後、蘇州高新区に集まる日系企業数が700社を上回った。蘇州市委員会常務委員・副市長唐暁東氏が調印式に出席した。
日本規模が最も大きい商社・事業会社である三井物産は最新のフォーチュン・グローバル500社では88位にランクされている。ここ二十数年、蘇州高新区と三井は実務的で革新的な協力を進めてきて、実り多い成果を収めた。1997年、日本三大の金融機関の一つである三井住友銀行は高新区に入居し、江蘇省初の外資銀行となった。2010年、三井物産は滸墅関経済開発区で神鋼(Kobelco)汽車鋁部品(蘇州)有限会社を投資し、設立した。
今回、三井物産は再び蘇州高新区に投資し、中日スマート製造華東産業化拠点を滸墅関経済開発区に導入した。当該拠点は三井物産とその産業用不動産プラットフォームである瓏井投資が中国で投資・建設・管理に参入するモデルプロジェクトであり、建設完成後は三井系をはじめとする日系企業を導入し、主にハイエンド装備、自動車部品、大消費財などの生産・販売にかかわる予定である。
2022年、高新区の省重点プロジェクトは年間投資計画の150%を完成し、市重点プロジェクトは年間投資計画の108%を完成し、着工率はいずれも100%に達した。中芯聚源(China Fortune-Tech Capital)蘇州イノベーションセンター、Labcorp中国区業務拠点、三菱ケミカルシェアサービスセンターなど複数の重大な産業プロジェクト、本部プロジェクトが入居した。Knorr-Bremse商用車システム中国区研究開発センターと蘇州生産基地は完成して稼働開始し、シーメンス電気製品中国及び東アジア本部、Euclid中国研究開発生産本部が発足し、中国移動雲能力センター、生物梅里埃(Biomerieux)など89の重大なプロジェクトが追加投資を受けた。