2022年度「カモメ計画」外国人材リストが公表　高新区入選人数が2年連続で全市１位

このほど、蘇州市科技局は2022年度「カモメ計画」に選ばれた外国人材リストを公表した。今回、蘇州市範囲で合わせて97名外国専門人材が選ばれ、そのうち、高新区からのは34名で総数の35％を占め、2021年に続き、2年連続で全市1位をキープした。

「カモメ計画」は蘇州市の海外知力を柔軟的に導入し、経済のイノベーション発展を促進する重要な人材政策であり、企業や大学、科学研究機関及び各社会団体はプロジェクト連携、技術指導、教育顧問などさまざまな形を通して海外の人材を導入することを励ますもの。

今回「カモメ計画」に選ばれた高新区の34名外国人専門家はアメリカ、イギリス、ドイツ、日本、韓国などの国からの人材であり、光子産業、スマート製造、バイオ医薬、次世代情報技術、新エネルギーなどの分野に及ぶ。これらの専門人材は高新区の科学技術企業とさまざまな形の協力を通し、企業の製品研究・開発を進め、高新区が産業科学技術イノベーションの主要拠点を作り上げることをサポートし、促進するために積極的な役割を果たしていくと見込まれている。

2011年同計画が実施されて以来、高新区は同計画により導入した海外専門人材の規模の面で目立つ成績を収め続け、年間同計画の海外人材申請人数が全市に占める割合が増えつつあり、2021年に全市の30％以上を占めたが、2022年により一層増えて35%にも達した。現在までに、高新区の「カモメ計画」に選ばれた海外人材数が累計で411人になり、2600万元以上の支援金も受けたのである。

ここ数年、蘇州高新区は海外専門家の作業レベルを引き上げ、国際化協力と人材導入の活動を促進し、蘇州市外国人アカデミア活動ステーション2箇所、江蘇省外国人専門家スタジオ16箇所、蘇州市外国人専門家スタジオ31箇所が承認され、また、累計で国家レベルの外国人専門家プロジェクト14件、江蘇省外国人専門家百人計画専門家9名、江蘇省外国人専門家「知的人材導入計画」専門家95名が承認された。

さらに、高新区は重要企業への定期調査訪問を強化し、企業に活躍している海外人材のニーズを掘り出し、企業・事業機関が海外専門家を導入することを支援する。従来の外国人入国許可初期承認権限の上に、外国人入国許可の再承認権限が委ねられたたため、蘇州市2番目の外国人在中就労許可証業務の手続き全般を取り扱う区レベルの取扱所となった。その同時に、外国人在中就労許可・居留証の取扱単一窓口を開通し、外国人在中就労許可・居留証についての全プロセスにわたる承認サービスを実現し、外国人が高新区で就職し、居留するためにより多くの便利を提供する。外国人専門家の居住、受診、子ども教育、 合コン・交流をめぐり、一連の措置を打ち出し、より多くの海外人材に蘇州高新区で安心感、帰属感を感じてもらうことに取り組んでいる。