3月10日、蘇州市初の蘇南碩放空港に直行バスである蘇錫バス1号線(蘇南碩放空港)が開通した。当該1号線は蘇州市と無錫市両市のバス企業が初めて共同運営する路線であり、車両情報のリアルタイム共有を実現した。
蘇州滬寧城鉄新区駅と無錫新栄路(百聯奥特莱斯)の区間で往復する当路線は全部で8駅が設けられ、往復66.8キロ(片道33.4キロ)で、蘇州バスと無錫バスがそれぞれ5台、計10台の車体長が8.5メートルの純電動バスを投入する予定。始発時間は6:30で、終便の時間は17:30、運行間隔は30-45分で、一日計20便あり、片道95分運行する。運賃は2元である。
今回正式に開通された蘇錫バス1号線は、蘇州市と無錫市が共同発展するために「架け橋」と「絆」の役割を果たし、蘇州-無錫の交通一体化が着実な一歩を踏み出したことを示し、さらに江蘇省南部地域の特色を備えた一体化された総合交通輸送システムの構築を加速するためにも大きな役割を果たした。将来、蘇州市と無錫市の両市は蘇南碩放空港を中心にバス、タクシー、軌道交通などの都市間旅客輸送一体化サービスネットワークを形成していく。両市の住民の移動がよりスムーズで便利で効率的になり、両市の交通一体化はよりすばらしい未来を迎える。
市を跨いだ当該バス路線は両市の市民の移動を便利にしただけでなく、蘇州高新区、蘇州相城区、無錫高新区を結び、地域産業の発展にも助力することは特筆すべきものである。蘇南碩放空港に依拠し、蘇州市と無錫市は臨空経済モデル区の共同建設に向けて計画をしている。蘇州高新区と無錫高新区の両方も産業革新の高地であり、バスによる連結は両地が力を合わせて産業革新クラスターを建設し、協同革新の発展パターンを形成する上でプラスになる。