蘇州市で発展する決意を固め、増資・生産拡大をした蘇州市総合保税区外資系企業NOREVO

当面、複雑で変化に富む国際環境と下振れの圧力が強まっている世界経済情勢が企業に与える影響はますます大きくなっており、外資系対外貿易企業が受けた衝撃は特に明らかである。しかし、蘇州市総合保税区の外資系企業であるNOREVO(蘇州)食品有限公司(以下NOREVOと略す)からは同社のドイツ本部は中国市場を楽観し、蘇州で投資を増加し、生産を拡大するという朗報が伝わってきた。

NOREVOは2016年に設立され、登録資本金は100万ユーロ（約756.4万元）、NOREVO GmbHが中国蘇州市に設立した100%出資の子会社及び生産拠点であり、天然食品の原料や添加物の生産と貿易に携わっている。ドイツのハンブルクに本社を置くNOREVO GmbHは、ハンガリー、メキシコ、アルゼンチン、シンガポール、中国蘇州市に支社と生産工場を持っている。同グループは高品質天然原料の生産と開発分野で120年以上発展し、その国際化の食品技術専門チーム及び先進的な応用検査実験室は品質原料の選択、技術改善、専門の製品技術指導、新制品の研究開発についてのコンサルティングサービスを提供しており、食品原料全体プランのサプライヤーである。

関係筋によると、NOREVOは今年、研究開発と生産拠点の建設を開始した。このプロジェクトは2期に分けて実施され、現在、古い工場の技術アップグレードが行われており、下半期には新しい工場の改装と生産拡大を開始する予定。同プロジェクトの投資総額は約1500万ユーロ（約1.13億元）。4月末に増資を完了し,登録資本金を600万ユーロ（約4538．6万元）に増やした。

同社の責任者である劉毅氏は、総合保税区管理弁公室及び高新区管理委員会がこれまで企業の発展に関心とサポートを与えてくれることに対し、感謝の意を表した。劉氏は今年の全体的な運営状況に自信に満ちている。現在、同社の販売を強化する同時に、生産の進度を加速しており、今年の売上高は昨年のレベルを超える見込み。

これから、蘇州総合保税区は企業サービス行動をアップグレードし続け、企業の難問を的確に解決し、企業の増資と生産拡大を励まし、各種の政策保障をしっかりとし、企業への優遇政策を十分に享受できることを確保し、一連の措置を打ち出すことによって、外資の投資決意を強化していく。