6月29日、「発見江蘇:科学技術文化を味わい」の「両面刺繡」体験イベントが蘇州高新区でスタートした。アメリカ、ロシア、イランなどからの江蘇省に滞在する外国人一行は高新区を訪れ、蘇州市の繁栄を実感し、蘇州文化の美しさを味わった。
当日、趣のある舞詩音画「姑蘇奇想曲」(舞詩音画はランゲージ、身振り、音声、視覚などの要素を融合した舞台芸術)をもって同イベントの序幕を開いた。ロシアからのKolosov David(中国語の名前は羅維衛)氏は伝統芸能の蘇州評弾の芸人周夢白氏と共演して、繊細で優雅な江南文化を表現し、また蘇州で体験した大運河の生きている文化遺産である昆曲、評弾、刺繡、綴織り、御窯金煉瓦(御窯は中国において僅かに現存する生きている有形と無形二重文化遺産保護地区である)などについて紹介した。
開始式では、ゲストたちは蘇州の都市イメージビデオ、蘇州高新区文化観光PRビデオを鑑賞し、蘇州の悠久の歴史、燦爛たる文化、科学技術イノベーションの活力を感じた。
蘇州高新区の江蘇省工芸美術マスターの周海雲氏は生き生きとした両面刺繡の作品を披露し、蘇州刺繍の独創的な技術を展示した。また外国人の友人を招待して体験してもらった。すばらしい蘇州両面刺繍の技術は来場者全員を驚嘆させた。
江蘇省初の文化観光スポーツデジタル推薦者「楓霊Lynn」も姿を見せた。「楓霊」は高新区の科学技術企業がデジタル技術に基づいて作り上げたバーチャル「デジタルマン」。楓霊は司会者と交流し、ゲストたちに高新区のデジタル化モデル転換と「科学技術+文化」の融合した発展の最新成果を示した。
高新区に滞在する二日間、ゲストたちは太湖光子科学技術パーク、中国移動雲能力センター、長光華芯、蘇州博物館西館、滸墅関大埠頭を見学し、古典と現代が映り合い、科学技術と文化が溶け合うという蘇州の独特の情緒を味わった。そしてカメラで、自分が目にした美しい江蘇、美しい蘇州を記録した。江蘇省と各国の友人の絆を固めるように、これらの記録を後でより多くの国内外の人たちにシェアしていこうと彼らは示した。
見学体験イベントブランド「発見江蘇」は、江蘇省に住んでいる外国人の独特な視点によって江蘇の美しさと魅力を見出すことを目的としており、これらの「平民大使」の力を借りて江蘇省を世界に紹介し、PRしていく。