2023獅山創新創業サミット並びに胡潤U35中国起業パイオニア大会が11月3日、蘇州市高新区で開催された。U35革新協力基地が発足し、「胡潤U35中国起業パイオニア(Hurun China Under35s 2023)」が初めて発表された。
胡潤百富(Hurun Report)と高新区はU35革新協力基地を共同で立ち上げ、地域産業クラスターの発展需要を中心に、優秀な資源要素の集積を加速させ、創新創業の活力を絶えずに奮い立たせ、産業の革新発展の新たな高地を作り出すためにエネルギーを与える。
「2023胡潤U35中国起業パイオニア」が初めて発表された。当該ランキングリストは中国の35歳以下の起業パイオニアを見出すことを目的としている。ソフトウェアやサービス、医療・健康、産業設備、食品、メディア・エンターテインメントなどの分野に及ぶ計241社からの251名の起業者が選ばれた。蘇州市の12人がランクインし、そのうち高新区の企業からのは5人。
胡潤氏は現場でランキングリストを説明し、業界についての最新の観察結果を共有し、若者の創新創業の発展の新しいトレンドを解説した。また、革新連合体グローバルパートナーシップ募集活動が正式にスタートし、地域の産業基盤を踏まえ、世界の科学技術イノベーション資源と全力で連結し、革新連合体の共同発展、アップグレード、拡大に助力し、地域の質の高い発展のためにイノベーションの原動力を注入していく。
同大会で、高新区は創新創業環境プロモーションをした。蘇州創業園30周年発展成果報告書、蘇州創業園30周年発展白書が発表された。また、数名の企業代表者が自分の起業物語を共有し、人材の創新創業、新型産業の発展方向などの話題をめぐり、検討と交流を展開した。大会前に「智匯高新 卓越獅山」をテーマにしたロードショーイベントが開催され、20件の創新創業プロジェクトが同ロードショーで紹介された。
ここ数年、高新区は環太湖科学技術革新圏と沿滬寧産業革新ベルト建設といった大きなチャンスを積極的につかみ、資源要素の集積を加速させ、革新活力を引き出している。中国科学院蘇州バイオ医学工学技術研究所などの研究所を112カ所擁している。南京大学蘇州キャンパスで7つの学院と9つの新型研究院が設立された。また国家レベルの重点実験室4ヶ所、国家レベルのハイテク企業1376社、上場企業32社(そのうちハイテク企業向けの株式市場「科創板」に上場したのは10社)、ハイレベルな人材5万1千人、市レベルの革新連合体に選ばれた革新連合体6カ所、さまざまな本部機関80カ所、フォーチュングローバル500企業の投資プロジェクト61件が高新区に集まっている。高新区は肥沃な創新創業「土地」を整えてきた。