機能型本部作りを加速、蘇州瑚北光電子有限公司が開業

11月21日、全世界アルミ電解コンデンサ用ガイドピンと光ファイバーケーブルの先導企業である蘇州瑚北（KOHOKU）光電子有限公司の開業式が蘇州市高新区で行われた。日本湖北工業株式会社代表取締役社長石井太氏及び関連機関の代表、高新区の指導者虞美華氏及び区関連部門、所在地域の責任者は同活動に参加した。

2002年に設立された蘇州瑚北光電子有限公司はここ20年、先進性と技術開発力を重視している。その主力製品であるアルミ電解コンデンサ用ガイドピンは業界1位のシェアを持ち、電気自動車や5G光通信、工業設備などの分野で広く使われている。1959年に設立された親会社の湖北工業株式会社は東京証券取引所の上場企業であり、アルミ電解コンデンサガイドピンと海底光通信部品の分野で世界トップの地位を誇っている。

今回の新工場をオープンしたのは蘇州瑚北光電子有限公司の事業規模拡大およびモデル転換・アップグレードにおける重要な一里塚となる。今後、同社は湖北工業株式会社の最も重要な生産拠点として光通信コネクタ製品の開発に重点を置き、中国での最も重要な生産拠点と販売本部を作り上げる。

石井太氏は高新区の今までのサポートと助けに対し、感謝の意を表した。高新区の優れるビジネス環境のおかげで、蘇州会社は高新区で深耕するここ20数年、複数の製品で飛躍的な発展を遂げた。今後は引き続き高新区に根を下ろし、研究開発を強化し、市場を開拓し、地域の質の高い発展のためにより多くの原動力を注入すると同氏は示した。

三井住友銀行(中国)有限公司蘇州支店の三塚芳宏副支店長は、蘇州瑚北光電子有限公司の新工場の発足に対し、祝賀の意を表した。湖北工業株式会社は三井住友銀行の重要な得意先の一つであり、これまで多くの細分化された分野で世界をリードする地位を占めている。今回の新工場の発足を契機に蘇州会社が一層発展していくことを願っていると話した。

獅山商務創新区党委員会書記沈明生氏は湖北工業株式会社は業界の世界トップレベルの企業である。蘇州会社が企業のコア競争力を絶えずに高め、先導企業の優位性を発揮し、より多くの優秀な資源を導入し、新たな業界モデルを作ることを加速することを期待している。これから、獅山商務創新区はサービスをしっかりと保障し、応用シーンを充実させ、蘇州瑚北光電子有限公司の発展と拡大を全力でサポートしていくと言った。