12月22日、主に集積回路産業製造分野の主要材料を研究開発して生産する太陽インク中国地域研究開発センターは蘇州市高新区で正式にオープンし、同社本部の海外での唯一の研究開発センターを作り、地域の一流産業クラスターの質の高い発展に強力な原動力を添える。
太陽ホールディングス株式会社副社長、太陽インク(蘇州)有限公司董事長斎藤斉氏は、太陽ホールディングスグループは今年設立70周年を迎え、プリント基板業界の機能性材料とソルダーマスク分野でのトップ企業に成長してきた。太陽インク(蘇州)有限公司は設立されて二十数年間、同グループの最も重要な拠点に成長してきた。蘇州公司が中国地域研究開発センターに依拠し、よりハイエンドな製品の開発と既存技術の応用を通じて、電子業界の機能性材料の全面的なカバーという目標の実現に取り組み、絶えずに中国市場の新分野と新事業を開拓していくと示した。
太陽ホールディングス株式会社専務執行役員、太陽インク(蘇州)有限公司董事・総経理三島大輔氏は、「高新区は企業に優秀で効率的で専門的なサービスと優れるビジネス環境を提供しており、豊かな資源や人材、明らかな立地優位性、完備した産業を持っています。そのおかげで、今後は本日オープンした研究開発ンターを新たな出発点とし、コア技術のレベルと競争力を向上させ、技術開発と市場開拓において一層進んで、企業発展の新たな局面を切り開いていきます」と話した。
蘇州大学党委員会常務委員、副校長姚建林氏は、太陽インク(蘇州)有限公司はたくさんの企業の中でも傑出した代表である。同会社が蘇州大学材料と化学化工学部と10年以上にわたる提携を行っている。今回の研究開発センターのオープンをきっかけに、科学技術の難関攻略・協同革新を一層強化し、産学研の協力を深め、産教融合の人材育成モデルを模索し、発展のチャンスをつかみ、美しい未来を共に作っていくことを期待していると言った。
高新区の指導者虞美華氏は、「太陽インク(蘇州)有限公司は今回の中国地域研究開発センターのオープンをきっかけに、イノベーションへの投入をさらに拡大し、産学研の協力を深化させ、高付加価値製品を絶えずに作り出し、電子業界への完全カバーを実現し、企業の世界市場での先導地位をさらに強め、高新区の質の高い発展に新たな活力を加えることを望んでいます。高新区は企業サービス保障を絶えずに改善し、企業配置、事業拡大を後押しし、企業と手を携えて共に進んで、ともに未来を勝ち取っていきます」と語った。
太陽ホールディングス株式会社は、世界のプリント基板業界において、最高品質の機能性材料とソルダーマスクを提供しており、そのシェアは60%に達し、世界トップとなている。2001年、高新区に太陽インク蘇州支社を設立し、主に集積回路産業の製造分野に使われる重要な原材料を研究開発し、生産している。ここ数年間、その規模が安定に増え、配置が拡大している。
高新区での投資を拡大し、より大きな発展を遂げるために、同社は昨年中国地域研究開発センターを投資・建設し、わずか1年の時間で建設を完成した。同センターがオープンした後、日本本社のSRインク研究開発技術を導入し、自主研究開発の規模を拡大し、研究開発の総合能力を引き上げ、太陽インクが世界範囲での持続的な高速発展を支える技術革新拠点になる見込み。
ここ数年、高新区は対外開放を大いに深化させ、累計で2000社近くの外資系企業、61件のフォーチュングローバル500社企業による投資プロジェクトを集積した。多くの重点外資系企業が高新区での配置を拡大したため、現在、各種類の外資本部と機能性機関80箇所を有している。そして、地域内の日系企業が751社に達している。