2月17日、蘇州市高新区全区新型工業化並びに重点プロジェクト推進会の第一段階で、区内の一部の重点プロジェクトが着工・竣工し、または使用開始し、新型工業化の推進のために先頭に立って新たなエネルギーを絶えず加えている。
高新区党工作委員会書記毛偉氏、区党工作委員会副書記・管理委員会主任宋長宝氏、関連指導者が参加した。
啓航電子全国本部が発足
蘇州啓航電子有限公司(Suzhou Set Sail Electronics)は「コネクテッドファクトリーソフトとハードウェア一体化」ソリューションを提供するハイテク会社。
同社の全国本部は敷地面積が30ムー(約20000平方メートル)で、建築面積は4万6000平方メートル。本部の発足を基に、同社はウエハ搬送モジュール、ウエハ搬送及び検査装置の研究開発に力を入れ、集積回路製造の重要な部分の技術的難題を解決する子会社の啓航半導体を設立した。現在、業務は急速に発展し、フル稼働後、生産額が10億元を超える見込み。
創元科学技術イノベーション産業パーク竣工式が開催
創元グループと高新区は長年手を携えて進み、先進製造、産業開発、バイオ医薬、金融投資などの5つの分野に及ぶ19件の重要なプロジェクトに投資し、高新区に発展の活力を注入してきた。
科学技術イノベーション産業パークは敷地面積が59.66ムー(約37307平方メートル)で、都市の更新改造パイロットプロジェクトである。同プロジェクトは現代総合スマート産業パークという全体的な位置付けに基づき、スマート製造、科学技術研究開発、ハイテクなどの産業方向の研究開発・生産機能を集約し、成果展示と交流、マンション居住、オフィス・科学研究、生活関連施設などの機能を兼ね、人材が集まり、産業チェーンが集積する現代総合産業パークを作る。生産開始後2年間で年間生産額は20億元を超える見込み。
明遠自動車安全コア部品拠点建設プロジェクトが着工
2013年に設立された蘇州明遠汽車部品製造有限公司は自動車安全コア部品の研究開発、スマート製造、販売に携わる会社である。同社の主要製品は中国国内市場で30%以上のシェアを占めており、新エネルギー自動車安全コア部品業界のモデル企業である。
今回着工したプロジェクトは、建築面積が7万5000平方メートルで、完成してフル稼働後、自動車安全コア部品の年間生産量は5億に達し、二つの工場で年間生産額が10億元以上に達する見込み。
これから、高新区はプロジェクトの推進、企業誘致、発展に取り組み、新型工業化の分野で先頭に立ち、模範を示し、質の高いプロジェクトを推進することで質の高い発展を導いていくことに力を入れる。