撮影:朴峰
最近、大連税関によると、大窯湾税関の監督管理の下に、150台の一汽紅旗「E-HS9」と789台の華晨BMW「iX3」の純電動車(EV)が金普新区に位置する大連自動車埠頭にRORO船に載せられドイツ・ブレーメンへ輸出された。
大連税関によると、今回輸出された新エネルギー乗用車は瀋陽、長春などの生産拠点でラインオフした後、鉄道で大連自動車埠頭の税関監督管理エリアまで輸送され、RORO船に載せられてユーロッパへ向けた。「東北アジア商品車海運・鉄道複合一貫輸送ルート」は遼寧省の東北海陸大通路の重要な一部である。大連自動車埠頭は中国沿海の唯一の商品車鉄道輸送線路を持っている埠頭であり、4本の鉄道専用路線が埠頭に直達し、先進的な物流システムがワンストップ海運・鉄道複合一貫輸送の展開に条件を作り出した。
東北海陸大通路の建設を後押しするために、大連税関は「2本の路線、1つのルート」商品車対外貿易物流ネットワークを積極的に構築し、税関・港口の協力を拡張し、大連自動車埠頭がヨーロッパ、アメリカ向けの定期船の路線開通を支援し、より多くの高品質の「中国製造」が世界へ輸出できるために便宜を図った。また、監督管理モデルを革新し、通関サービスを最適化し、通関効率を向上させ、「申告してすぐ通関」ということを実現した。
統計によると、今年年初から現在まで、大窯湾税関は監督管理した「一汽紅旗」と「華晨BMW」の純電動車(EV)が3333台を輸出し、前年同期比130%増、輸出額が10億1000万元になり、前年同期比120%増になった。