禾信機器が科創板に上場。
9月13日、広州禾信機器株式有限公司は上海証券取引所科創板への上場に成功し、黄埔区(広州開発区)で7社目、広州市で10社目の科創板への上場企業となった。
禾信機器はマススペクトロメータの研究開発・製造・販売・技術サービスを統合した国家ハイテク企業で、国家レベルの「専門・精緻・特徴・斬新」といった特徴を持つ「小さな巨人」企業でもある。マススペクトロメータの自主研究開発・国産化・産業化に注力し、質量スペクトルのコア技術と高度な技術的な組立能力を有している。今回の上場で調達した資金は、主に質量スペクトル産業化拠点の拡張、研究開発センターの建設、総合サービスシステムの構築などに用いられる。
情報によると、広州開発区の上場企業数は66社に達し、全市で1位、国家レベルの経済技術開発区で1位となった。また、全区の科創板への上場企業は7社で、全市の70%を占めている。
近年、広州開発区は上場企業育成プロジェクトを立ち上げ、250社近くの企業を選抜して重点的に育成し、「上場企業総合サービスプラットフォーム」を構築し、企業向け特別ロードショーを行い、企業に全プロセス・全方位の上場育成サービスを提供した。
今年8月、広州開発区は全国初の「専門・精緻・特徴・斬新への10カ条」特別政策を打ち出し、投資や資金援助など7つの面から専門・精緻・特徴・斬新といった特徴を持つ企業を支援することにした。
次の段階として、広州開発区は株式発行登録制度の試行、新三板改革の深化、北京証券取引所の設立などの機会を捉え、科学技術・資本・実体経済の高度な循環を促進するハブとしての資本市場の役割をよりよく果たていくことになる。