国家知的財産局特許局特許審査協力広東センター(以下、「審査協力広東センター」とする)は国家知的財産局特許局の下に属し、特許申請の実際の審査、PCT国際出願の国際調査と国際予備審査を行うとともに、企業に特許出願・保護についての技術と法律諮問サービスを提供することを任務としている。これは、地方の知的財産権サービスの発展を促進し、知的財産権の創造・運用・保護・管理レベルを向上させ、区域の産業の転換とアップグレードを加速させることに資するものである。
審査協力広東センターは1500人あまりの職員を抱え、人材の能力開発を中心に、独自の人材育成システムを積極的に構築している。特許出願プロセスの重要な一部である発明特許の実質審査は、審査協力広東センターの主要業務であり、機械・電気・通信・医薬・化学・光電子・材料という7つの分野をカバーしている。2017年末までに、審査協力広東センターは計53.5万件の特許審査申請を処理し、そのうち2017年度の処理件数は15.06万件で、全国の審査件数の約20%を占めている。
審査協力広東センターは知識城の永久事務棟に位置し、総敷地面積が100ムー(約6.67万㎡)で、すでに完成した。
ナレッジシティ特許審査協力センター