院士が集まり、連盟が成立し、パイロット区建設が開始　黄埔で盛大なお出迎え

Updated : 2022-06-21

6月18日、黄埔区で「南方データサービス連盟革新発展大会」が開催された。

大会は「黄埔で融合するデータと未来」をテーマに、専門家や学者、政府の関連部門、ビッグデータ企業の責任者が大会に参加し、グレーターベイエリアにおけるビッグデータ産業の戦略的な発展について議論した。

当日、粤港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）国家ビッグデータ総合試験区は正式に建設を開始した。11のビッグデータ機関が「南方データサービス連盟」を立ち上げ、ビッグデータ流通と取引のための総合サービスプラットフォームを構築し、デジタル経済の質の高い発展を推し進めていく。

高い出発点　大湾区におけるデジタル経済の発展を促進する

『中・シンガポール広州ナレッジシティ総合発展計画（2020～2035年）』によると、中・シンガポール広州ナレッジシティは、量子コンピューティング、5G、ブロックチェーン、モノのインターネットなどの新興・先端技術を活用し、より効率的で安定性の高い国家レベルの超大型IDCデータセンターを建設する予定である。

△中・シンガポール広州ナレッジシティ（写真提供：賈自豪）

現在、黄埔区のデジタル化産業は、勢いよく発展している。産業配置の面では、広州人工知能・デジタル経済パイロットエリア（魚珠片区）、サイエンスシティの産業インターネット融合発展モデルエリア、ナレッジシティの新世代通信ネットワーク国際デジタルハブ、バイオアイランドのバイオセーフティスマートアイランドという４つのエリアの構築に重点を置いている。

△広州サイエンスシティ（写真提供：鄧志伸）

産業プラットフォームの面では、国際デジタルハブ運営センター、産業インターネットID解析国家トップレベルノード革新センター（広州）を建設し、インターネットの国際出入り口やブロックチェーンスーパーノードなど一連の国家戦略的情報インフラを整備する予定である。

△魚珠片区

（写真提供：賈自豪）

全てのチェーン　南方データサービス連盟を共同で建設

南方データサービス連盟は、中国情報通信研究院、広州化学工業交易センター、サイエンスシティ情報通信科学技術集団などビッグデータ関連技術の研究開発・生産・販売・技術サービスなどに携わる11の機関が共同で発起し、「政治・産業・大学・研究・金融・サービス・運用」の全チェーンをカバーしている。

合意形成　健全なデータファクター市場ルールを確立

当日、南方データサービス連盟は『データファクター市場の発展を促進に関するコンセンサス』を発表し、データファクター供給の強化、データ市場メカニズムの革新、データ取引市場の活性化、データセキュリティの保障など４つの面におけるイニシアティブを打ち出し、データファクター市場の発展を共同で促進することを表明した。